いまやスーパーに何種類も並ぶジャム。一度は手作りしてみたいと思ったことはありませんか？
作ってみたいけど、「めんどくさそうだな」と知らぬ間にけんえんしているのはもったいないですよね。この機会に基本のジャムの作り方を覚えてお家時間を楽しみましょう！
\パン・お菓子作りならcotta/
取り扱い商品数が業界最大級の3万点以上！
プロ仕様の材料と品揃えで、材料・道具・ラッピング用品・キッチン雑貨など
cottaで必要なものが全て揃います。
ジャムってどんなもの？
ジャムづくりの前にちょっとだけ知っておきたいジャムのこと。ジャムとは、果物やその果汁に10%から同量程度の砂糖や蜂蜜を加えて煮詰めた保存食品です。
日本農林規格によるとジャムの糖度は40度以上と定められているようです。
関連記事「ジャム」とは一体どういうもの？ジャムの歴史や名前の由来について
今回は手作りして家庭で楽しむためのジャムなので、自分好みに味を調整できるのも嬉しいポイントですね！
ジャムづくりの果物は何を使うのがベスト？
では、ジャムづくりに適した果物というものはあるのでしょうか？
ジャムは、果物に含まれる「ペクチン」というものが糖、酸とともに加熱するとゼリー状になる性質を利用して作られます。そのため、「ペクチン」の含まれる量が多いとジャムの仕上がりがよりとろっとしたジャムになるそうです。
ペクチンを多く含む果物には、レモン、オレンジ、キウイ、グレープフルーツなどがあげられ、逆にペクチンが少ない果物はイチゴ、モモ、さくらんぼなどです。
ジャムの王道「いちご」は意外にもペクチンが少ないのですね。そのため、ジャムに最適な果物ではないため、手作りする時にとろみが足りないといった場合は市販のペクチンパウダーを使用するとできあがりが良くなるようです。
ジャムにしやすい果物はありますが、とろみはペクチンパウダーで補えるので旬の果物であればそこまで価格も手ごろで手に入りやすいため、手作りする季節の果物を用意するのが良いかもしれませんね。
関連記事ジャムのとろみ（粘度）の仕組みと手作りする時に気をつけること
ジャムづくりに必要な調理器具
- ホーロー鍋（あれば）※酸を含む果物はアルミや鉄、ステンレスより適しているため
- 木ベラ
- 保存用のガラス瓶
- スケールまたは軽量カップ
- 包丁
- トング
ジャムづくりに必要な材料（できあがり1000g）
- 果物（お好みで）：800g
- グラニュー糖：600g
- レモン果汁：大さじ３程度
基本のジャムの作り方
- 果物は軽く荒い、ヘタのあるものは取っておく
- 果物が大きい場合は半分など適当な大きさに切る
- 鍋に果物を入れ、砂糖の半量をまぶし１時間程度置きます
- 果物から水分がでてきたら鍋を火にかけ弱火～徐々に沸騰するまで加熱します
- 沸騰したら火を弱めそのまま５分弱火で煮詰めます
- 果物が柔らかくなったら残りの砂糖を入れます
- さらに沸騰してきたら火を弱めさらに５分煮詰めます
- 火を止め、15分程度そのままにし果物と砂糖をなじませます
- その間に保存用のガラスの瓶とフタを外した状態で沸騰したお湯に入れ煮沸消毒します
- 強火で加熱し沸騰したらレモン果汁大さじ３を入れます
- 表面に浮いてきた泡をすくいジャムは完成です
- 煮沸消毒したビンに熱いうちにできたジャムを入れます
- １時間程度冷ましたら出来上がりです！（保存は冷蔵庫がベストです）
手作りジャムの保存期間
未開封の場合
未開封で冷蔵庫での保存であれば約1年間ほどもちます。
開封済みの場合
- 糖度50%以上：2週間
- 糖度50％以下：1週間～10日
時間が経つと色や味がおちてくることがあるので開封済みのものは早めに食べきりましょう。また、湿度の高い季節にはジャムが傷みやすくなるため、梅雨や夏はカビが生えることもあります。
カビの生えたジャムは表面や瓶の口あたりに白や緑色のふわふわとしたカビがみられ、取り除いても菌がジャムの中までいきわたっている可能性が高いのでカビの生えたジャムは食べないようにしましょう。
関連記事ジャムの開封前後の賞味期限ってどのくらい？正しい保存方法と期限切れジャムの使い道
まとめ
ジャムづくりは手間がかかると思っていた方も、意外にシンプルな工程と材料でできることがわかりましたね。季節の果物やいただきものの果物を使って、長期間楽しめるジャムがあれば食卓も華やかになりますね。
\パン・お菓子作りならcotta/
取り扱い商品数が業界最大級の3万点以上！
プロ仕様の材料と品揃えで、材料・道具・ラッピング用品・キッチン雑貨など
cottaで必要なものが全て揃います。
