ジャムやスプレッド製品で有名なアヲハタですが、その中に55ジャムシリーズというものが存在するのをご存じでしょうか?
では、普段なにげなく使っているジャムの「55」とは一体という意味なのでしょうか?
本記事では、アヲハタ55ジャムシリーズの「55」の意味について詳しくご紹介していきます!
55シリーズジャムの「55」ってなに?
一見、55という数字を聞いて思い浮かぶのは商品の味の種類のように思えます。ですが、実は別の意味が込められていました。
「55」の由来について
この55シリーズジャムについている数字の55というのは、ジャムの種類が55種類あるという意味ではなく、「糖度」が55度ということを指しているものでした。
55シリーズジャムの発売は1970年から開始され、当時主流だった糖度の高いジャムに対して、果物本来の甘味が、より感じられる低糖度のジャムを目指し、国内では初の試みとなる糖度55度のジャム開発に成功しました。
そのため、糖度の55の数字をとって55ジャムシリーズと名付けられたそうです。
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55ジャムシリーズの現在は?
当時は国内発の試みとして開発された低糖度のジャムですが、現在アヲハタの55ジャムシリーズは改良を重ね、45度前後の、更に低い糖度で販売がされています。
ですが、55という数字は当時のままで「55ジャムシリーズ」はその名前を受け継いでいます。以前からこの名前で販売をしていて慣れ親しんでもらっていたため変更をしなかったようです。
本当であれば改良後の名前は45ジャムシリーズになっていたかもしれませんね。
まとめ
55という数字を聞いてなんて種類が多いんだろうと、今まで数字の意味を勘違いしていた方も多いのではないでしょうか?
55ジャムシリーズの製品の数字に込められていた「55」は、当時としては初の試みであった低糖度ジャムへの改良に奮闘した歴史からきているものでした。