パンのお供の代名詞ともいえるジャム。でも、急いでいる時に限ってジャムのフタが開かない!なんて経験したことありませんか?
今回は、固すぎて全然開かないジャムのフタを簡単に開ける方法をご紹介していきます!
そもそもなんでジャムのフタは開かなくなるの?
そもそも、どうしてジャムのフタはあんなにも固くて開けづらいのでしょうか?
その理由は、冷蔵庫にしまっていたジャムが冷やされて瓶が収縮してしまうためでした。物質には温かい場所では膨張し、逆に寒いところでは収縮するという特徴があるため、ジャムのフタも収縮して開けにくくなっているようです。
また、ジャムやはちみつは粘度が高いため、固まることでフタの内側にこびりつき、それが邪魔でより開けにくくなっていることも考えられます。
ジャムの正しい保存方法
じゃあ、ジャムを常温で保存すればよいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、ジャムの保存場所として最適なのは「冷蔵庫」です。
理由としては、本来ジャムは糖度の高いものが主流でしたが最近では低糖度のジャムなども発売されているため、常温では菌が繁殖しやすくなってしまうからです。
未開封のものであっても極度にあたたかい場所は避け、冷暗所で保管し、開封済みのものは必ず冷蔵庫で保存しましょう。
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瓶のフタを簡単に開ける方法
では早速、ジャムのフタを簡単に開ける方法をご紹介していきます!
①フタをお湯であたためる
温度が下がったことで瓶が収縮してしまっているため、時間がある場合はジャムのフタをお湯であたためましょう。
ジャムの容器は大体がガラスで、フタは金属でできているため、金属の方があたたまる時間が早いため、金属のフタ部分だけをお湯であたためると開きやすくなります。
その際、逆さまにしてフタだけをあたためるため膨張した部分から水分が入ってこないように注意しましょう。
②ゴム手袋や輪ゴムを使って力を集中させる
フタを開ける時に、ついつい手がすべって力が分散されてしまっていませんか?そんな時はキッチンに必ずある、ゴム手袋または輪ゴムを使って、力を1点に集中させましょう。
ゴム製のものを使用することで滑り止めとなり力が集約されるので、フタも開きやすくなります。
この方法が一番手っ取り早く、急いでいる方にはオススメの方法です。
③【奥の手】キャップオープナーを使う
それでもどうしても開かない場合は、奥の手としてキャップオープナーというものがあるのをご存じでしょうか?だいたいのキャップオープナーがゴムやシリコン製のため、②と原理は同じになっています。
100円均一でも手に入るので、日ごろのプチストレスを解消すべく、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?ジャムのフタが開かないのには冷蔵庫での保存による収縮によるものでした。とはいえ、あたためたりする時間がない場合などは、100円均一などで気軽に手に入るキャップオープナーを準備しておくのが早いかもしれませんね。