
はちみつといつもセットで映っているこの棒。はちみつをすくう棒ということは分かりますが、一体スプーンですくうのに比べてどのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、はちみつをすくう「ハニーディッパー」の特徴や使い方、スプーンですくう時との違いやメリットについてご紹介していきます!
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目次
はちみつをすくう棒「ハニーディッパー」
正式な名前すら知りませんでしたが、このはちみつをすくう棒は「ハニーディッパー」という名前です。

ハニーディッパーの先端は、丸い形をしていて、その部分に溝がぐるっと入っているのが特徴的です。
このハニーディッパーは、木製のものをイメージすると思いますが、他にもガラスやステンレスのものまで様々な素材のものが存在します。
ハニーディッパーの使い方
- はちみつの入っている容器にハニーディッパーをつける
- くるくると回しながらはちみつを絡めとる
- 容器からハニーディッパーをにくるくると回しながら取り出す
- かけたいものの上に持っていき自然に垂れるのを待つ
使い方はいたってシンプルなので、感覚的に使えそうですね!
ハニーディッパーのメリット
使い勝手のよいスプーンがあるのに、なぜはちみつ専用の「ハニーディッパー」が必要なのでしょうか。それにはちゃんとした理由が存在しました。
液ダレがピタっと止まる!
スプーンではちみつをすくおうとすると、かけたいところにスプーンを持っていくまでに、いつまでも液ダレがとまらず、たらたらとはちみつが止まらないという経験をしたことはありませんか?
しびれを切らし、「えいっ」と容器からスプーンを離すと、容器の縁にはちみつがついてしまったという方もいるのではないでしょうか。
縁についたはちみつを拭き取らないまま保管しておくと、空気に触れやすくなって細菌が入り込んでしまったり、固まってフタが開かなくなってしまうことも...。
でも、このハニーディッパーを使えば、くるくると回すことにより液ダレがピタっと止まり、ストレスになることもありません。
デザインがおしゃれ!
普段使っている味気ないスプーンより、はちみつが出た時にしかお目にかかれない「ハニーディッパー」の方が、なんだか貴重な存在ですよね。
そんなハニーディッパーは見た目もおしゃれで、素材もさまざま。食卓にポンと置いてもさまになるのが嬉しいですよね。
▼木製ハニーディッパー
▼ガラス製ハニーディッパー
▼ステンレス製ハニーディッパー
そのまま口に入れないので衛生的!
スプーンではちみつをすくうと、そのまま口に運ぶことができてしまうため使いまわしや、舐めた後に容器に戻して二度づけするということも考えられます。
ハニーディッパーであれば、先端がぼこっと大きくなっているため、そのまま口に運ぶということもしにくいため、はちみつ専用の棒というイメージが定着します。
そのため、使いたい分だけすくって次の人にも衛生的に使ってもらえるというメリットがあります。
ハニーディッパーのデメリット
ここまでハニーディッパーのメリットをご紹介してきましたが、少なからずデメリットも存在するので覚えておきましょう。
すくえる量が少ない
スプーンのように、へこんだ形状をしていないため、溝とハニーディッパーの周りにしかはちみつがつかないため、一度にすくえる量は少ないです。
ですが、かけすぎ防止という観点ではメリットにもなりますね。
洗うのが大変
ハニーディッパーには、はちみつを絡め取るための溝があるため、その狭い隙間を洗うのは簡単ではありません。木製のものやガラス製のものは食洗器に対応していないものも多いため食洗器を使いたい場合はステンレス製のものを選ぶと良いでしょう。
また、木製のハニーディッパーは、洗ったあとによく乾かしておかないとカビが生えてしまうこともあるので、お手入れは少し大変かもしれません。
【番外編】はちみつ専用スプーン
ハニーディッパーじゃなくても良いから使い慣れた形のスプーンで液ダレしないものはないの?という方におすすめなのが、はちみつ専用スプーン。
このレイエのハチミツスプーンは、先端が丸ではなく「V」の字のようにえぐれた形になっており、すくいやすさと液ダレのしにくさをかなえてくれる代物です。
可愛らしいデザインが多いハニーディッパーがしっくりこないという方は、こういったスタイリッシュなはちみつ専用スプーンを使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ハニーディッパーは、ストレスの元となる、液ダレを簡単にとめてくれる機能を持つはちみつをすくう専用の棒です。木製やガラス製など、見た目にもおしゃれなのが特徴的ですが、その分お手入れも少し大変になってきます。
ハニーディッパーと同じ機能をもち、お手入れが簡単なものをお探しならはちみつ専用スプーンがおすすめです。