
やさしい甘さが嬉しい、お料理やお菓子、毎朝のトーストにも相性バッチリの「はちみつ」。お砂糖代わりに使っている人も多いのではないでしょうか?
体に良いイメージがあるため、たくさんかけすぎてしまうこともしばしば。
今回は、はちみつ大さじ1のカロリーは一体どのくらいなのかご紹介していきたいと思います。
はちみつ大さじ1のカロリー
はちみつ大さじ1のカロリーを出すには、まず100gのカロリーを確認しましょう。
- はちみつ100gのカロリー:294kcal
では、大さじ1杯分のカロリーはどのくらいになるのでしょうか。大さじ1のグラム数は15gですが、計るものによって異なるため、はちみつの場合は22g。
- はちみつ大さじ1のカロリー:約66kcal
果たしてこの66kcalという数字。多いのか少ないのかいまいちピンときません。次で、砂糖とのカロリーを比較してみました。
砂糖大さじ1のカロリーとの比較
では、本当は使いたい砂糖の大さじ1のカロリーはどのくらいになるのでしょうか。
- 上白糖100gのカロリー:384kcal
この時点で、90kcalもの差があることが分かります。では、大さじ1の上白糖のカロリーはどのくらいになるのでしょうか。上白糖の大さじ1のグラム数は9gです。
- 上白糖大さじ1のカロリー:約35kcal
100gで比較した時には上白糖の方がカロリーが多かったですが、同じ大さじ1で比較すると上白糖の方がはちみつよりカロリーが少ないということになります。
そのため、同じ大さじ1でカロリーを気にして砂糖からはちみつへ代用しても逆にカロリーを摂りすぎてしまうということになります。結構衝撃的な事実...。
果たして、本当にこの数字だけで判断して良いものなのでしょうか。実はこの数字にはカラクリが存在しました。
砂糖とはちみつを同じ甘さで換算するには?
実は、同じ量を砂糖とはちみつで使おうとした時、感じる甘さは違ってきます。砂糖よりはちみつの方がダイレクトに甘さを感じるなと思った方も多いのではないでしょうか?
それは、「甘味度」というものが違うために起こってくるようです。糖度が高ければ甘味度も高いというわけではなく、甘味度は一定の条件のもと、砂糖を基準の1として計測されます。
この甘味度が、はちみつは砂糖よりも高いとされているため、同じ大さじ1であっても甘さに差がでるようです。
はちみつ大さじ1=砂糖大さじ3と同じ甘さに匹敵するとされているため、同じ甘さを求める場合、思った時はちみつではなく砂糖を使うと3倍の量が必要になってくるため、結果カロリーも高くなるということになります。
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まとめ
はちみつ大さじ1のカロリーは約66kcalということがわかりました。これは、砂糖(上白糖)よりもカロリーが高いということになります。
ですが、同じ大さじ1であってもはちみつの方が甘味を感じるため、同じ甘さにしたいと思った時に砂糖に替えると、3倍もの杯数が必要になってくるため、カロリーを摂りすぎてしまうようです。