トーストに合わせるバターやマーガリン。一見見た目は同じですが、実は「原料の違い」「製造方法の違い」「栄養成分の違い」といった3つの違いがあります。詳しく知りたいという方はコチラの記事をご覧ください。
では、肝心な「味」の違いはあるのでしょうか?今回はバターとマーガリンの「味」の違いについてご紹介していきます。
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バターとマーガリンの味の違い
バターとマーガリンの味の違いには、2つの違いがあります。
- コクの違い
- 風味の違い
以下で1つずつ解説していきます。
コクの違い
バターの原料となる脂肪は日本では牛乳の乳脂肪分のみですが、マーガリンの脂肪は大豆やなたね、コーンといった植物性の脂肪が使用されています。
そのため、バターの方が塩味も強く、マーガリンよりも「複雑な味わいの」ことを指す「コク」を感じられることができます。
風味の違い
バターは加熱しても風味が損なわれにくいため、マーガリンよりも香りが高いという特徴があります。
そのため、お菓子作りの際にはその差が大きく出るため、お菓子作りにはバターが適しています。
マーガリンはバターの代用品として作られた
もともと、マーガリンはバターが不足している時に代用品として科学者によって開発されました。
そのため、マーガリンはバターの代用に十分なり得ますが、若干の風味や味わいに違いがでてきます。
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まとめ
バターとマーガリンには原料・製造方法・栄養成分の違いがあります。そして、バターとマーガリンには「味」にも2つの違いがあり、原料からくる風味やコクに差が表れます。
バターとマーガリンでは味はもちろん、値段も違うため使う目的やシーンに合わせて選ぶのが良いかもしれませんね。