給食で昔食べたあの味を今もう一度味わいたい!なんて突然思い立つこともありますよね。今回は、学校給食で出た「パンに塗るチーズ」の正体に迫りたいと思います。
給食に出た塗るチーズとは?
給食にパンが出されるようになり、パンのお供としてぷっちんしてジャムとマーガリンが出てくるものはみなさんお馴染みではないでしょうか?
余談ですが、あの容器は「ディスペンパック」という名前が付いています。そのもの自体の名前は製造元によって異なりますが、キューピーでは「ヴェルデ パキッテ」という名前が付いています。
一方、給食に「塗るチーズ」というものが出てきたという人はどのくらいいるのか気になるところです。
「塗るチーズ」はなんという名前?
では、給食で出た塗るチーズは何という名前なのでしょうか?あの懐かしい味をもう一度味わいたいという人も少なくないかもしれませんね。形やマークは覚えているのに名前が出てこない!という場合が多いのではないでしょうか。
調べたところ、塗るチーズにはいくつか種類か存在しているようです。
【ロルフ】チーズソフト
オジサンのマークが印象的な、ロルフのチーズソフト。恐らく多くの方が思い出せていないのはロルフのものなのではないでしょうか?
チーズで有名なQBBであれば探せば見つかる可能性も高いと思うので、ロルフのチーズソフトの説が濃厚かもしれませんね。
- 製造元 宝幸
- 内容量 15g
給食に出てきたものは少量ずつ小分けになっているもので、端を開けて絞りだすような形状になっています。ちなみに、このロルフのチーズソフトは業務用のものは現在も発売されているようですが、小分けになっているタイプは一般向けにはどうやら発売はされていないようです。
同じものではありませんが、業務用の大容量のものでソフトタイプのチーズは一般向けにも販売がされています。
↑チェダーチーズをベースにしたソフトタイプのチーズフードです。
↑ナチュラルチーズをブレンドし、ソフトに仕上げたプロセスチーズです。カマンベールチーズ風味です。
平成30年時点で鹿児島の学校給食会の献立表にも登場しています。現在でも学校給食に登場しているかもしれませんね!
【QBB】ソフトチーズ
以前はロルフのにように15gの小分けのものが給食に出ていたようですが、2020年10月時点ではQBBの公式サイトでは業務用の1kgのもののみの販売となっています。
現在は学校給食で小分けのものは登場していないのでしょうか?
形状もロルフ同様、端を切って絞り出す長方形の形状です。
現在発売している1kgの業務用のものは、プレーンなものとレモン味があります。
【ロルフ】はチーズ専門ブランド
学校給食にも登場したロルフの塗るチーズは、1964年に“チーズ本来のおいしさを多くの方に届けたい”という想いからデンマークのJ.ハンセン社と技術提携をした宝幸がスタートしたチーズのブランドです。
覚えている方も多い「バイキング」と「おじさん」というイラストは、ロルフの商品の象徴ともなっていますね。このイラストから当時を懐かしんで探したという方も多いのではないでしょうか。
まとめ
地域によっては、地元の製造会社の塗るチーズが登場していたかもしれませんが、全国各地で塗るチーズとして確認ができているのは「ロルフのソフトチーズ」なのではないかと思います。
QBBのチーズソフトもかつては学校給食に登場していたようですが、現在はどちらも業務用の小分けのものは販売されていませんでした。
小学校・中学校と給食で育ってきましたが、ぬるチーズというものは出てこなかったので、是非一度食べてみたいなと思いました!