トーストに乗せて、お菓子作りに、料理を作る時に。なにかと使い勝手の良いバター。お得に買える大容量のものを買うご家庭も多いですよね。でも、一度開封したらどのくらい持つかご存じでしょうか?
バターの開封後の賞味期限と正しい保存方法をご紹介していきます。
開封後のバターの賞味期限は短い!?
スーパーなどで売られている一般的なバターであれば、開封せずに冷蔵庫で保存しておけば「2か月~6か月」程度はもつとされています。
ですが、一度開封したものの場合、おいしく食べられる賞味期限は実は「約2週間」程度だそう。
理由としては、バターの表面は空気に触れると徐々に黄色く変色していき、味に変わりはありませんが、風味が損なわれていくためです。味に変わりはないですがおいしく食べきってほしいという期間は2週間程度のようです。
冷蔵庫の開閉頻度や保存状態によっては2~3か月持つ場合もあるそうですが、味や風味も開封前のものよりは劣ってしまうため、「なるべく早くお召し上がりください」とはこういうことのようです。
バターの正しい保存方法
一度開封したバターは、空気に触れると酸化がすすむため、小分けになっていないものは、ラップまたはアルミホイル、専用のバターケースなど密閉するのがおすすめです。
冷蔵庫の中にある、匂いの強いものの近くに置くと匂いうつりがしてしまうため、離れた場所に置くようにしましょう。
バターだって冷凍保存できる
意外かもしれませんが、バターも「冷凍保存」が可能です。
方法としては、まるごと冷凍するより、使い勝手のよいサイズに切り分けた上でラップなどにくるみ、乾燥しないようにし冷凍するのが良いそうです。
よくお肉をパックで丸ごと冷凍してしまっていますが、結局解凍する時に時間がかかってしまうのと同じですね。そこは手まを惜しむことなく、カットして冷凍しましょう。
- 開封前:約1年
- 開封後:2週間程度
解凍時には、常温で戻すと早いのでは?と思いがちですが、急激にあたためてしまうと風味が損なわれるので、冷凍庫→冷蔵庫→常温といったかたちで、段階をふんでまずは冷蔵で解凍するようにしましょう。
冷凍だと無期限で日持ちしそうですが、冷蔵と同じ2週間程度で使いきるのが目安です。
食べちゃダメ!バターの見分け方
バターをどれだけ正しく保存していたとしても、梅雨などの季節にいよってはバターにもカビが生えたり腐ってしまうことがあります。
明らかにバターの表面の色が買った時とは違ったり、異臭がするなどしていたら使うのはやめましょう。
まとめ
あまり気にしたことのなかったバターの賞味期限は、開封後だと約2週間で食べきるのがベストです。使いきれなさそうだなという時は、早めに小分けにして冷凍保存しておくのが良いでしょう。
専用のバターケースなど、おしゃれなものもたくさん販売されているので、そのような容器を使って保存するのも良いですね。