焼きたてのパンに合わせたいのは、なんといっても香り高いバター。でも、普段口にするパンに塗るときのバターは、有塩のものか無塩のものなのか、あまり意識したことはないという方も多いのではないでしょうか?
- パンに塗るのは有塩・無塩どちらのバターがいい?
- 有塩・無塩バターの使用に向いているものとは
パンに塗るのに適したバターは「有塩」・「無塩」一体どちらが適しているのかご紹介していきます。
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有塩(加塩)バターとは
書いて字のごとくですが、「塩(食塩)」が含まれているのが有塩(加塩)バターです。
有塩(加塩)バターはバターを練り上げる工程で食塩を追加します。食塩を加えることで風味もアップし、日本の家庭で一般的に使用されているのも有塩(加塩)のバターです。
無塩のものより賞味期限も長く、生産量も多いため無塩のものよりは比較的安く手に入ります。
無塩バターとは
有塩バターとは対称に、製造の工程で食塩を使用していないバターのことです。
有塩バターよりも需要が安定しないことから価格は高めで、食塩を使用していないため、保存できる期間も短くなっています。
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有塩バターの使用に向いているもの
有塩バターは、調理する食材にコクや甘味をプラスする働きをしてくれます。
そのため、素材の美味しさを引き立ててくれるためごはんものやおかず、毎日食卓に並ぶお料理、特に「洋食」に最適とされています。
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無塩バターの使用に向いているもの
無塩バターには揮発性脂肪酸(きはつせいしぼうさん)という成分が含まれており、熱を加えることで「サクサク感」や「しっとり感」を出してくれます。
そのため、無塩バターは必要な要素を引き出してくれるお菓子、特に「洋菓子」づくりに最適とされています。お菓子づくりに有塩バターを使うと、しょっぱくなってしまうため注意が必要です。
パンに塗るバターはどちらが最適?
では、朝食に欠かせないトーストやパンには有塩と無塩、どちらのバターを使うのがいいのでしょうか?
一般的に家庭で使用されているのは有塩バターのため、自然とトーストには有塩バターを使用しているのではないでしょうか。
無塩のものをパンに合わせても問題はありませんが、コクや甘味が有塩バターに比べて少ないため「ちょっとものたりないな」と思う方もいるかもしれませんね。
シンプルなトーストに合わせるのであれば「有塩バター」がおすすめです。
まとめ
有塩バターと無塩バターの違いは「食塩が使用されているかどうか」という点。有塩バターは無塩バターに比べて価格も高く、日持ちする期間も短いです。ですが、お菓子作りには最適な面もあります。
食塩を使用することで、バターを使う時に素材の味を引き立ててくれるのが有塩バターのため、トーストには有塩バターを使うのが良いでしょう。
無塩バターしかない!という時は、バターの上から少しだけお塩を振ると有塩バターに近い使い方ができますよ。
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