バターを購入すると、必ずついてくる「銀紙」。でも、使う度にめくってカットしてとちょっと手間がかかりますよね?
本記事では、あの「銀紙」には一体何の役割があって、一度剥がした後の取り扱い方法はどうしたらいいのかといったバターをくるむ「銀紙」の正体に迫りたいと思います。
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バターを包む「銀紙」は何のため?
バターをくるむ「銀紙」には、実は保存の上で重要な役割を担っていて、「アルミパーチ紙」という名前がつけられています。
バターが劣化する原因は「空気」や「光」です。この「アルミパーチ紙」は劣化する原因である空気や光を防ぐことができるもので、アルミ箔と硫酸紙を重ねたものからできています。
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「銀紙」を取った後はどうしたらいい?
では、この「銀紙(アルミパーチ紙)」は開封後はどうしたらいいのでしょうか。銀紙を剥がす時に、ついつい雑にしてしまいビリッと破けてしまった経験をした人もいるはず。
丁寧にはがして再利用する分には問題ありませんが、破けてしまった銀紙をそのまま使ってしまうと雑菌が付着したり、匂いうつりがしてしまう原因となります。
結果、綺麗にはがして再利用するのは良いですが、破けてしまった銀紙は再利用せず捨てましょう。
「銀紙」を捨ててしまった時の保存方法
では、破れた銀紙を捨てたあと、剥き出しのバターはどうやって保存したらいいのでしょうか?
家庭に必ずあるラップやアルミホイル、または専用のバターケースなどに密閉して保存しましょう。
冷蔵庫の中にある、匂いの強いものの近くに置くと匂いうつりがしてしまうため、離れた場所に置くようにしましょう。
まとめ
バターをくるんでいる「銀紙」は「アルミパーチ紙」と呼ばれるアルミ箔と硫酸紙を重ねたもので、バターの劣化の原因となる空気や光からバターを守る役割をしています。
一度使ったあと、銀紙がボロボロになっていなければそのまま再利用することも可能ですが、不安であればラップやアルミで包み直す方が良いでしょう。