チョコレート好きにはたまらない、パンに塗るチョコレートクリーム!
小学生のときに給食で出た、あのチョコレートがきっかけでチョコクリームが大好きになったという方も多いのではないでしょうか?みんんな大好きなチョコクリームの正式な分類や、使い勝手から見るチョコクリーム、お家で作れる!?チョコクリームまで、パンに塗るチョコレートクリームについて詳しくご紹介していきます!
パンに塗るチョコレートクリームとは?
パンに塗って食べると美味しい、チョコクリームとは正式にはチョコスプレッド(チョコレートスプレッドとも)と言われます。トーストやマフィン、ピタなどにチョコレートの風味づけをするためのスプレッドのことを指しています。
配合されているカカオや原料などによってたくさんの分類がされていて、市販されているものの裏側に書いてある表記を確認することでどんな製品なのか確認することができます。
パンに塗ったりするようなチョコレートなど、チョコレートを使った製品は、「チョコレートスプレッド・A」「チョコレートスプレッド・B」「チョコレートシロップ」「チョコレートフラワーペースト」「チョコレートコーチング及びチョコレートドリンク」という5つの分類が明確にされています。
よくパンに塗って食べたりする、チョコレート味のクリームは「チョコレートスプレッド・A」「チョコレートスプレッド・B」「チョコレートフラワーペースト」という分類がされている製品です。
「チョコレートスプレッド・A」と表記のあるものの方が、カカオの分量やココアバターの分量が多いため濃厚な味わいになっています。ヘーゼルナッツやアーモンドなどの味わいがするものは「チョコレートフラワーペースト」という分類がされているものになります。
出典:チョコレート利用食品の表示に関する公正競争規約・施行規則
チョコスプレッド・A
カカオマスが全重量の7%以上又はココアバターが全重量の4%以上のもの。ただし、カカオマスを使用したものであって、これに乳製品を加えたものにあっては、カカオマスが全重量の5%を下らず、かつ、乳固形分との合計が7%を下らない範囲内でカカオマスの代りに乳製品を使用することができる。
チョコレートスプレッド・B
カカオ分が 3.5%以上又はココアバターが2%以上のもの。ただし、チョコレートスプレッド・Aに該当するものを除く。
チョコレートシロップ
チョコレート類及び糖類を原料とし、必要により乳製品、食用油脂、香料その他の可食物を加え、混合溶解して製造した流動性のある
食品であって、カカオ分が全重量の8%以上のものをいう(チョコレートスプレッドA及びチョコレートスプレッド・Bに該当するものを除く。)。ただし、乳製品を加えたものにあっては、カカオ分が全重量の5%を下らず、かつ、乳固形分との合計が8%を下らない範囲内でカカオ分の代りに乳製品を使用することができる。
チョコレートフラワーペースト
チョコレート類及び小麦粉、澱粉を原料とし、必要によりナッツ類又はその加工品、糖類、食用油脂、乳製品、香料その他の可食物を加え、混合、加熱糊化して製造し、パン又は菓子に充填又は塗布するペースト状の食品であって、カカオ分が全重量の 3.5%以上(業務用のもので、チョコレート利用食品の表示に関する公正競争規約施行規則(以下「施行規則」という。)に掲げるものにあっては 2.5%以上)のものをいう。
使い勝手から見るチョコレートクリームの種類
チョコクリームと言っても、チョコクリームが入っている形状や、製品の特性によって使い勝手や味わいが変わります。
カップタイプ
カップに入ったものは、スプーンやバターナイフなどで中身を取り出して塗ります。比較的甘みが強くねっとりとした濃厚な味わいのものが多いです。スーパーや量販店で安価で販売されていることが多く、手軽に手に取ることができます。紙カップの場合は、水分が蒸発するスピードが早いですが、プラスチック製のカップの場合は、蒸発を防ぐこともできるので固くなったりしにくいかもしれません
チューブタイプ
チューブタイプは出した文しか空気にふれることがないので、蒸発したりしにくいのが特徴です。冷蔵庫の中でも場所をとったりしないので、手軽で使い勝手もよいですね。
ホイップタイプ
業務用や、製菓用で用いられることのあるホイップタイプもあります。お菓子を作ったり、大量に消費する場合はおすすめですが、一般の冷蔵庫で保管する場合には場所もとってかさばってしまいます。ただ、軽い口当たりや、パンへの塗りやすさなどでとても人気があります。常温で保存できる製品もあるようなので、チョコレート好きは一度購入してみると良いかもしれません。
お店に売っている「チョコレートクリーム」
お店や、通販で購入することのできるチョコクリームをご紹介いたします!
フェレロ ヌテラ
リンツ チョコレートスプレッド
Bottega Baci (ボッテガバーチ)
ヴェルデ チョコホイップ
バンホーテン チョコシロップ
トラーニ ホワイトチョコレートソース
お家で「チョコレートクリーム」を作ってみよう!
パンに塗るチョコレートクリームを、手軽にご自宅でも作ることができることをご存知ですか?使いたい分だけ、自分のお好みの分量でお家にある材料だけで作ることができます!
材料は市販の「板チョコレート」をベースにした5つだけ!電子レンジでカンタンにつくれるので、お子様のおやつに、自分のご褒美のおやつタイムにもってこい!
材料
- 板チョコレート ・・・ 1枚
- 薄力粉 ・・・ 大さじ2
- ココアパウダー ・・・ 大さじ1
- 砂糖 ・・・ 大さじ2
- 牛乳 ・・・ 1カップ
- バター ・・・ 10g
- お好みで(ブランデー ・・・ 10ml)
作り方
- 板チョコレートを、細かく包丁で刻みます。なるべく細かく刻んでください。
- ボウルに「薄力粉」「ココアパウダー」「砂糖」を入れて、泡立て器でよく混ぜます。
- 牛乳を電子レンジ(500w)で、1分温めます。
- 2のボウルに温めた牛乳を少しづつ注ぎながら混ぜます。
- バターも同様に電子レンジ(500w)で30秒温め、溶かします。溶けていない場合は様子を見て溶かす時間を調整します。
- 4のボウルにに溶かしたバターを少しづつ注ぎながら混ぜます。
- 泡立て器でよく混ぜたら、耐熱のボウルにうつしてラップをかけて電子レンジ(500w)2分30秒加熱します。
- ボウルを取り出して、すぐに泡立て器で混ぜます。
- 全体的に均一になったら、またラップをかけて電子レンジ(500w)で1分加熱します。取り出して混ぜたら、もう一度同じ作業(電子レンジで1分加熱→混ぜる)を繰り返します。
- 最後に取り出したら、1で刻んでおいたチョコレートを9に入れてゆっくり混ぜます。チョコレートが溶けたら出来上がりです!
※完全に溶けない場合は、レンジで再加熱して下さい。